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VLOOKUP関数と絶対参照
(解説記事内の画像はExcel 2003のものですが、操作方法はExcel 2007・2010・2013でも同じです)
Excel 2003用 練習ファイル (vlookup-absolute.xls 28.0KB)
Excel 2007・2010・2013用 練習ファイル (vlookup-absolute.xlsx 10.2KB)
下の図のB3番地には、
A3番地に入力された商品Noを、
A11番地からC17番地まで(以降「A11:C17」と書きます)の商品マスタから探し出し、
その商品Noに対応する商品名を表示させる数式が入力されています。
そうです、VLOOKUP関数です!

セルを選択し、数式バーを見ると、
そのセルに入力されているものが
確認できる
ので、
B3番地を選択し、数式バーを見ると、
B3番地の数式は
=VLOOKUP(A3,A11:C17,2,0)
となっています。
B3番地では、VLOOKUP関数を使って、下記のような処理を行いたいわけですから、
検索値 これを A3
範囲 この一覧表から探し出し A11:C17
列番号 対応したものの左から何列目のデータを 2
検索の型
(検索方法)
キッカリ検索で探し出して、
答えとして表示してね
0
設定されている数式自体には、間違いはありません。


ところがこの数式を
オートフィルでコピーすると・・・

エラーが出ておかしいことに!
これはオートフィルで
数式をコピーすることを前提に
数式を入力しなかった
ことが原因。
早速原因をつきとめてみます。


B3番地、B4番地、B5番地に
入っている数式を確認してみます。

数式の確認は、先程と同じように、
各セルを選択すると
数式バーに表示されますヨ

B3番地の数式 =VLOOKUP(A3,A11:C17,2,0)
B4番地の数式 =VLOOKUP(A4,A12:C18,2,0)
B5番地の数式 =VLOOKUP(A5,A13:C19,2,0)

そうなんです、
オートフィルで数式をコピーすることで
VLOOKUP関数の引数[範囲]が
1つずつズレてしまったことが原因です。

ということは、オートフィルをしても
いつでもA11:C17の範囲を
参照するよう、
範囲がズレないように
絶対参照をかければOK。
早速下記で、
正しい数式を入れてみます!

練習用ファイルを操作しながらご覧いただいている方は、
実際に正しい数式を入力し直してみますので、
B3からB5番地に現在入力されている誤った数式を、消しておいてください。

まずは数式を入力したい先頭のセル、
B3番地を選択し、
VLOOKUP関数を選びます。
VLOOKUP関数の引数自体の考え方は、最初から間違いないので、
下の表のように、順番に引数を設定していくことになるわけですが、
設定途中にポイントがありますので、
下の表を頭に入れたら、
表の下にある図で、ポイントを押さえながら1つずつ操作していくことにしましょう!
検索値 これを A3
範囲 この一覧表から探し出し A11:C17
列番号 対応したものの左から何列目のデータを 2
検索の型
(検索方法)
キッカリ検索で探し出して、
答えとして表示してね
0

1つ目の引数[検索値]を指定後、
[範囲]にカーソルを移します。


[範囲]の欄にカーソルがある状態で、A11番地からC17番地のセルをマウスで範囲選択すると
[範囲]の欄に選択したセル番地が表示されます。


セル番地が表示されたら[F4]キーをポンッと押すと、
「A11」「C17」にそれぞれ絶対参照の$マークがつきます。


あとは残りの引数を指定して[OK]ボタンを押せば完了です!


引数[範囲]には
絶対参照がかかっていますので
数式をオートフィルしても、

ちゃんと答が表示されます!
B3番地、B4番地、B5番地の各セルをそれぞれ選択し、
数式バーで入力された数式を確認してみます。

B3番地の数式 =VLOOKUP(A3,$A$11:$C$17,2,0)
B4番地の数式 =VLOOKUP(A4,$A$11:$C$17,2,0)
B5番地の数式 =VLOOKUP(A5,$A$11:$C$17,2,0)
[範囲]となるA11:C17に絶対参照をかけたので、
オートフィルで数式をコピーした他のセルでも、
ズレることなく、A11:C17を参照することができています!
名前を利用
さて、オートフィルをしても[範囲]がズレないよう、
先程は[F4]キーで絶対参照をかけましたが、
実はもう1つ方法があるんです。それが名前を利用する方法。

練習用ファイルを操作しながらご覧いただいている方は、
これからご紹介する方法も練習できるよう、
B3からB5番地に現在入力されている数式を、消しておいてください。

まずは数式を入力する前に
[範囲]となるセル範囲に
名前を定義しておきます。
そして、B3番地にVLOOKUP関数を入力していくわけですが、
引数[範囲]には定義しておいた名前を入力すればOK。
この時、名前を数式で使おう!のように[F3]キーを使えば入力する必要もありません。

今回は[範囲]となるA11:C17に「商品一覧」という名前を定義しておきました。
「商品一覧」という範囲は常にA11:C17を指すわけですから、
オートフィルしても[範囲]がズレていくということは起こりません。


[範囲]となる部分は
別シートにあってもOKです。
こういった場合は特に、名前を使う方が
引数[範囲]を指定するときに
楽ですし、
入力した数式も
パッと見て分かりやすくなっていることが
実感できますヨ。
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