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数値の表示形式 『ゼロと#を操る』

「単価」×「数量」で
金額を計算している
左のような表、
Excelではよく見かけます。

「単価」と「数量」の数値が
セルに入力されているから
キッチリ「金額」が
計算されているわけです。

ところが!
「単価」のセルに「5」といった
数字だけではなく、
「5円」という風に
入力してしまうと
たちまち計算は
うまく行われません!
人間の感覚でいくと「5」だけ入力しようが「5円」と入力しようが意味は全く同じですが、
Excelでは「5円」という風に、1つのセルの中に数字と文字を一緒に入力すると
それは文字として認識されてしまいます
「あいうえお×かきくけこ」といった計算が有り得ないのと同じなので、
計算にエラーが出るわけです。

でもやっぱり「5円」という風にしたいし、なおかつ計算もうまく行わせたいということもあるでしょう!
そこで!
セルには「5」という数字しか入力せず、でも表面的には「5円」と見えるように
『見栄え』、つまり『表示形式』を操作します。
早速、表示形式を操作!

まず見栄えを変更したい部分を
範囲選択し、

右クリック、
[セルの書式設定]を
クリックします。

[表示形式]タブの[分類]で
[ユーザー定義]を選びます。
「5円」と見えるような
表示形式は
最初から準備されていないので
[ユーザー定義]を使って
自分で表示形式を
作るわけです。

[種類]に
#円」と入力します。
「#」は数字の1桁を表します
「#」を1つしか指定していないので
十の位や千の位など、1桁より大きい数字は表示できないんではないかと心配したくなりますが
桁が増えてもしっかり表示してくれるので問題ありません。

そしてその後ろに「円」と設定しているので、
「数字の後ろに「円」という文字をくっつけてくださいよ」という指定になります。
本当は「#”円”」という風に
文字の前後をダブルクォーテーションで囲むのがお約束なのですが、
忘れてしまってもExcelが勝手につけてくれますので問題ありません。

これでセルの中には「5」といった
数字しか入力されていないけれど、
表面的には「5円」と見えるように
設定することができました!

でもまだこの設定には不満があります
不満って何?

その不満とは・・・

ゼロが入力されているセルは
「0円」と見えずに
「円」しか見えていないこと。
」は、確かに数値の1桁を表しますが、ゼロの時にそのゼロを表示しないんです。


そこで!
今度は同じ範囲に
0”円”」という
表示形式を設定してみます。
「0」も「#」と同様、数字の1桁を表します
ですが、この2つには決定的な違いがあって、
「#」はゼロの時にそのゼロを表示しないわけですが、
「0」はゼロの時にそのゼロもちゃんと見せてくれる、というわけです。

「#”円”」としても「0”円”」としても、
「数字の後ろに「円」という文字をくっつけてくださいよ」という指定になりますが、
「0”円”」とすることで、セルに入力されたデータがゼロの時も「0円」と表示される、
というわけです。

そして、実際にセルの中には数字しか入力されていないけれど、
表面的に数字の後ろに「円」が見えているだけなので、
上の図のD列のように、計算もうまくいっていることがわかります。

しかし、まだこの設定にも不満があります
もう一度表示形式を設定した箇所をよ〜く見ると・・・

そうです、
先程の設定では桁区切りのカンマ(千の位のカンマ)が無いので
数字が読みにくいんです!!
「0」と「#」の合わせ技
では早速上記で登場した不満を解消していきます。
この不満の解決は非常にシンプルです。
先程までは「0”円”」という風に数字を1桁分しか指定しませんでした。
別に1桁分しか指定しなくても桁が増えれば勝手に表示されていたわけですが、
桁区切りのカンマを表示させるために、千の位まで指定していきます。

そして先程の
ゼロの件もあるので、
今回は「#」ではなく、
「0」を使って、
0,000”円”」という風に
表示形式を設定してみます。
こうすることで、 「数字の後ろに「円」という文字を表示してね」という設定に加え、
桁区切りのカンマも設定することができました。

が、しか〜し!
千の位に到達していない
「5円」や「168円」が、
「0,005円」「0,168円」という風に
表示されてしまっています。(笑)
もうお気づきですね?
表示形式の記号である「0」は、ゼロの時にそのゼロを表示するものでした。
なので、「0,000”円”」と指定したので、
十の位、百の位、千の位に到達していない、1桁の数字も
「5円」ではなく「0,005円」という風に表示されてしまったわけです。

そこでもう一つの数字を表す記号、ゼロの時にそのゼロを表示しない「#」の出番です!
数字1桁しかないデータのために十の位、百の位、千の位は「#」で指定します。
でも、一の位はゼロの時にゼロが表示されるようにするために、「0」を使い、
#,##0”円”」と指定してみます。

これで、数字の後ろに「円」という文字をつけ、
尚且つ
桁区切りのカンマもつけることができました!

更に一の位は
ゼロの時にちゃんとゼロが表示されています。
(左図B6番地)

そして、くどいようですが(笑)これらのセルに入力されているのはあくまでも数字のみです。
それを表面的に「●●円」という風に見せているだけなので、
D列の計算もうまくいっています!
そしてもちろん、数字は千の位の分までしか指定していませんが、
最初に「#”円”」と指定した時と同様、
万の位、十万の位と桁が増えた数字がセルに入力されても、うまく表示されます!
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